2021年7月23日
こんにちは、今日は、虫歯にならないためにすべきことについてお話しします。実は日頃のちょっとした心がけで、虫歯の予防になることが可能です。まず虫歯ができる流れについて説明していきます。虫歯の進行というのは、ミュータンス菌ていう虫歯の原因菌が酸を出すことにより、溶けて広がって進行していくのです。ではなんで酸を出すか。虫歯菌は糖分をエサにするからです。そのため飲食後の食べかすが残っていると、そこから歯の表面からカルシウムが溶け出し、虫歯がはじまるのです。この初期の状態をいわゆる脱灰といいます。しかし脱灰は修復が可能で、唾液に含まれる成分で補うことができます。これを「再石灰化」と言い、私たちの口の中で、脱灰と再石灰化を繰り返しています。脱灰と再石灰化のバランスが崩れた時に、虫歯へと進行してしまうのです。 虫歯にならないためのポイント○自分に合った歯ブラシを使い、正しい歯磨きをしましょう。○歯ブラシ以外のフロスや歯間ブラシを使うこと。○炭酸飲料など糖分をたくさん含んでる飲食はあまり接種しすぎないこと。○起床後と就寝前は、歯を磨くこと→ 就寝中は唾液の分泌が減り、細菌が増殖しやすいので、寝る前にしっかりと歯を磨いて口内の細菌を減らすことが肝心です。○よく噛んで唾液を出すこと以上虫歯にならないためのポイントをお伝えしましたが、虫歯が進行してしまうと歯を削らなければ治らないていう事態になりかねません。それに歯はいちど削ると二度と元に戻りません。虫歯にならないよう、食生活や生活習慣に気を付け、定期的な検診をうけましょう。