2023年7月12日
『0歳からはじめられるお口育て part2』その他にも、乳児期からのお口を育てるのに大切なことは、「しっかり泣かせる」「抱っこしすぎない」ことです。赤ちゃんが泣いていると、抱っこしなければと思って、泣くたびに抱っこされる方が多いかと思いますが、そこはお子さんのお口の成長や発達のためと、時々は我慢し、しっかり大きくお口を開いて喉がみえるように、目安として3時間くらいは、泣かせてあげてほしいものです。(月齢によって活動時間が変わってきますので、お子さんが疲れすぎて寝ないようであれば、泣かせる時間を考えてみてください)泣かせるメリットは、 ・全身に力が入ることで筋肉が発達する ・舌を持ち上げる力がつくお口の発達は、全身の発達にもつながるといわれています。抱っこについては、生後2か月くらいまでは、抱っこしすぎないことが好ましいとされていて、気をつけたいポイントは、 ・寝る時はCカーブを意識 ・抱っこのしすぎは赤ちゃん特有の原始反射を抑えてしまう ・声掛けや触れることでコミュニケーションをとる ・触る時は左右対称に首が座る時期までの抱っこは、首の後ろはあまり触れず、Cカーブを意識し、まぁるく抱っこするようにしましょう。赤ちゃん特有の原始反射というのは、たくさん反射を起こすことが今後の発達に繋がっていきますので、首の後ろにはあまり触れず、たくさん反射を起こしてあげることが大切です。Part3につづきますので、お楽しみに。