2019年5月26日
フッ素には虫歯を予防する効果があり、乳歯が生え始める1歳頃から定期的に継続して受けることが大切です。 乳歯や生えてきたすぐの永久歯は、大人の歯ほどの硬さがないため、食べ物や飲み物の酸で溶けやすくなっています。 さらに、完全な硬さになるまでには1年ほどかかるため、フッ素で虫歯を予防することは大変重要です。 フッ素塗布は、指定医療機関の歯科医院であればどこでも受けることができます。 フッ素塗布の効果は 1、虫歯予防効果30-70% 2、歯の構造を強くする 3、歯の表面修復をする 4、虫歯菌が酸を作るのを抑制する 5、プラーク形成抑制をする 効果を最大限に引き出すためには、半年に1回は継続的に塗布することが良いとされています。 当院でも、フッ素塗布を積極的に推奨しております。 フッ素塗布は保険でできますので、是非お子様の将来の大切な歯、口腔内環境を守るべく当院にいらしてください。
2019年4月27日
当院では、インプラントなど手術時に希望があれば静脈内鎮静法を用いてリラックスしたまま治療を受けることが可能です。
静脈内鎮静法とは 点滴を使って静脈に麻酔薬を入れ、意識をぼんやりとさせることで、歯科治療で感じる不安や恐怖を和らげ、刺激などを感じにくくする方法です。 全身麻酔のように全ての意識が完全になくなることはあまりありません。 その方にもよりますが、通常、歯科医師などから大きな声で呼びかけられた場合には理解ができ、意思表示をしたり、会話をしたりすることも可能です。 感じ方は人それぞれですが、多くの方は、記憶はやや曖昧になり、うたた寝をしてまどろんでいるような感じや、お酒を飲んでほろ酔い状態のような感覚になります。 ■不安を取り除いた無痛治療 歯科治療においては、治療を怖がる方や刺激に弱い方向けに無痛治療を提案する歯科医院が増えております。 無痛と言っても技術的に痛みや刺激なく治療ができるのではなく、麻酔医によって軽度の麻酔をかけ、意識をふんわりさせて痛みや刺激が感じにくくするという方式です。 実際、無痛にするためには、普段歯科治療で用いる口の中にうつ注射の麻酔が左右します。 これに対して、静脈内鎮静法は静脈に直接、麻酔薬を投与するので、より確実な鎮静効果が出ます。 笑気吸入鎮静法では麻酔が効かなかった方や、恐怖心がぬぐいきれなかったという方に有効です。 ■利用する際の注意点 効き目が強い分、静脈内鎮静法を使って歯科治療を行う場合には一定の制限や注意点がございます。 まず、治療中に麻酔の副作用による嘔吐で窒息などしないよう、治療時間の6時間前から飲食物の摂取が制限されます。 水のみ2時間前まで摂取可能です。 治療後はすぐに帰ることはできず、ふらつきがなくなり自力歩行が可能になれば帰れます。 個人差はありますが、だいたい麻酔薬投与中止後15分から30分くらいで目覚め歩行可能になる方が多いです。 そのほか、嘔吐がなく、血圧などの数値に異常がないことを確認してからの帰宅となります。 ただし、完全に麻酔薬が体からぬけるまでには時間がかかるため、当日はご自身での自転車や自動車の運転は危険なので禁止となります。 ですので、麻酔後お帰りの際は、徒歩、タクシー、公共交通機関などをご利用ください。 詳しくは当院麻酔科医にご相談ください。
2019年4月21日
5/1-3のみお休みさせて頂きます。 その他は通常診療致します。
4/28 通常診療 29 通常診療 30 通常診療 5/1 休診 2 休診 3 休診 4 通常診療 5 通常診療 6 通常診療
ご不便ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
2019年4月9日
今月の矯正の無料相談は4/13です。 「歯並びや、この部分だけが気になる」「矯正について話を聞いてみたい」等、小さな事でむち矯正に関する疑問や悩みのある方、ぜひ無料相談にいらしてください。 診療時間内に随時受け付けていますので、まずは電話でお問い合わせください。ご予約いただける日時をご案内いたします。
2019年3月2日
先日、堀ちえみさんが公表し、話題になっている舌癌について今回はお話させていただきます。
舌癌は早期発見と予防が大切です。 まず、早期発見についてですが。 早期に舌癌と口内炎を見分けるのは、一般歯科の歯医者さんではなかなか難しいというのが現状です。何故なら、症例数が少なく、舌癌を見慣れていない歯医者さんが大多数だからです。 しかし、歯医者さんの中でも舌癌を含む口腔癌を専門分野として扱う者がいます。それは口腔外科専門の歯科医師です。彼らは、日頃、舌癌を含む口腔癌の診査診断をし、手術など治療まで行います。 つまり、なかなか長期(2週間程度)で治らない口内炎がある、舌にしこりや、赤や白に変色した部分があるなどといった症状や違和感を感じる場合は、口腔外科専門の歯科医師に診察してもらう事が、舌癌の早期発見へと繋がります。 ちなみに、当院には口腔外科専門の歯科医師が2名、非常勤で勤務しております。ご予約の際に、口腔外科の先生の診察希望の旨を伝えていただければ、専門の診察を受ける事が可能です。
次に予防に関してですが、これは一般の歯科医院に定期的に通う事で可能な場合もあります。 舌癌になる原因の中の1つには、舌への機械的刺激というものがあります。これは、歯の被せ物、詰め物、入れ歯などが長期にわたり、口腔内の同じ箇所に当たっていて、その部分に傷ができ、その傷が癌化の原因になる場合があるというものです。 これを防ぐためには、定期的(3カ月〜半年)に一般の歯科医師による口腔内のチェック、メインテナンスが必要であるといえます。
これから少しでも、口腔癌で苦しむ患者さんが少なくなるよう、今後も貢献していけたらと思います。
2019年1月27日
ボヘミアンラプソディー、観て来ました!
実はクイーンは、数曲程度ぐらいしか知らなくて、どっちかというと、ボン・ジョビ、エアロスミス、ガンズアンドローゼス、マイケルジャクソンをよく、聴いてました。
そんな状況で、観に行ったわけですが、、最後まで釘づけでした。 もしもあの当時、AIDSの治療法が進んでいれば、、そう思うぐらい稀有なアーティスト、フレディマーキュリーを失ってしまったなと。もし仮にAIDSじゃなければ、もっとたくさんの名曲が聴けたかなって思いました。 悔やまれます。
最後のライブシーンは圧倒的で、涙腺緩みました。クイーンの曲が好きになり、他の曲も聴きたくなってCDも買いました。
個人的な意見ですが、DVDで借りて観るよりかは、映画館で見るべきだと思います。上映されている間にまた見に行きたい、そう思う映画でした。
2019年1月16日
インフルエンザが今流行の真っ只中です。
インフルエンザ流行シーズンには、インフルエンザワクチンを接種したうえで、「手洗い」「うがいの徹底」や「マスクの着用」が予防によいとされています。マスク着用は、ウイルスを他の人にうつす可能性を減らすことができます。ご家族や周囲の人々にうつさないようにするためにも、しっかり予防を心がけたいものです。 もう1つ、日ごろから気をつけたいのは、お口や歯を清潔に保つことです。インフルエンザを予防するうえで歯みがきや口腔ケアに努めることが重要だという研究結果も示されています。
実際、東京歯科大学名誉教授の奥田克爾氏らの研究では歯科衛生士による口腔ケアを受けた人のインフルエンザの発症率が、10分の1になったとの報告があります。
「歯磨き・口腔ケア」が予防効果を高めることって、あまり周知されていませんが、日頃より口腔ケアに努め、口腔内を清潔に保ち、インフルエンザを予防しましょう。
2019年1月9日
前回は、症状や見た目についてお話ししました。
今日はTCHについて最終話になります。 さてTCHは、どう治すか。というよりどう改善するか。 TCHの改善にはまず 「上下の歯列が接触している」ことを意識し、 1 .弱い力のうちに気付く 2 .接触したとしても早めに気付く 3 .気付く回数を増やす できるところから、少しずつ始めていくのが重要です。
このことから、「肩こりが減った」「頭痛がなくなった」など口以外の 変化にも繋がることがあります。
是非、このような症状をお持ちのかたは、TCH(上下歯列接触癖)を改善するために意識的な行動をこころがけましょう。
2018年12月30日
では、TCHによって、どんなことが起きるか。 TCHが口腔に及ぼす影響はというと ・持続的な力による咬合違和感 ・被せ物の脱離を引き起こす可能性 ・歯の亀裂や破折 ・歯の根元のすり減り ・歯周病の悪化 などに繋がると考えられています。 あと、口腔内だけではなく口腔周囲の咬筋、側頭筋などの 咀嚼筋の痛みも出やすいのです。 痛いのを我慢してたら肩や首まで痛くなるケースもあるのです。
TCHによく見られる口腔内所見として 舌の脇に歯跡 頬に白線 下顎隆起 咬耗(歯のすり減り) くさび状欠損(歯と歯ぐきの境目にできた三角形の凹み) など このような所見をお持ちの方が意外と、多いのです。 次回は治療方についてお話ししたいと思います。
2018年12月24日
TCHとは、2000年に木野孔司先生と杉崎正志先生に名付けられました。 ”Tooth Contacting Habit”の略で、上下歯列接触癖と言われています。 うちにいらっしゃる患者様にも、このTCHという症状を多く見受けられます。
よく聞く歯ぎしりと食いしばりを思い浮かべますが、実は全くの別物なのです。
では、なんなの!?
一応定義は、「安静時であっても、上下の歯が接触し続ける癖」と言われています。
原因としては パソコンやスマホなどの長時間操作 家事や勉強 テレビを見ている時 など集中している時に、無意識に歯と歯が接触している 仮に、1時間のパソコン作業の間で、TCHがあったのなら、歯に4日分の負担をかけていることになります。 そんなに負担がかかってるんですね。 では、どういう障害が出てくるか、、 次回は、それについてお話したいと思います。