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口腔ケアでインフルエンザ予防!
2019年1月16日
インフルエンザが今流行の真っ只中です。
インフルエンザ流行シーズンには、インフルエンザワクチンを接種したうえで、「手洗い」「うがいの徹底」や「マスクの着用」が予防によいとされています。マスク着用は、ウイルスを他の人にうつす可能性を減らすことができます。ご家族や周囲の人々にうつさないようにするためにも、しっかり予防を心がけたいものです。
もう1つ、日ごろから気をつけたいのは、お口や歯を清潔に保つことです。インフルエンザを予防するうえで歯みがきや口腔ケアに努めることが重要だという研究結果も示されています。
実際、東京歯科大学名誉教授の奥田克爾氏らの研究では歯科衛生士による口腔ケアを受けた人のインフルエンザの発症率が、10分の1になったとの報告があります。
「歯磨き・口腔ケア」が予防効果を高めることって、あまり周知されていませんが、日頃より口腔ケアに努め、口腔内を清潔に保ち、インフルエンザを予防しましょう。
TCH(上下歯列接触癖)について③
2019年1月9日
前回は、症状や見た目についてお話ししました。
今日はTCHについて最終話になります。
さてTCHは、どう治すか。というよりどう改善するか。
TCHの改善にはまず
「上下の歯列が接触している」ことを意識し、
1 .弱い力のうちに気付く
2 .接触したとしても早めに気付く
3 .気付く回数を増やす
できるところから、少しずつ始めていくのが重要です。
このことから、「肩こりが減った」「頭痛がなくなった」など口以外の
変化にも繋がることがあります。
是非、このような症状をお持ちのかたは、TCH(上下歯列接触癖)を改善するために意識的な行動をこころがけましょう。
TCH(上下歯列接触癖)について②
2018年12月30日
では、TCHによって、どんなことが起きるか。
TCHが口腔に及ぼす影響はというと
・持続的な力による咬合違和感
・被せ物の脱離を引き起こす可能性
・歯の亀裂や破折
・歯の根元のすり減り
・歯周病の悪化
などに繋がると考えられています。
あと、口腔内だけではなく口腔周囲の咬筋、側頭筋などの
咀嚼筋の痛みも出やすいのです。
痛いのを我慢してたら肩や首まで痛くなるケースもあるのです。
TCHによく見られる口腔内所見として
舌の脇に歯跡
頬に白線
下顎隆起
咬耗(歯のすり減り)
くさび状欠損(歯と歯ぐきの境目にできた三角形の凹み)
など
このような所見をお持ちの方が意外と、多いのです。
次回は治療方についてお話ししたいと思います。
TCH(上下歯列接触癖)について①
2018年12月24日
TCHとは、2000年に木野孔司先生と杉崎正志先生に名付けられました。
”Tooth Contacting Habit”の略で、上下歯列接触癖と言われています。
うちにいらっしゃる患者様にも、このTCHという症状を多く見受けられます。
よく聞く歯ぎしりと食いしばりを思い浮かべますが、実は全くの別物なのです。
では、なんなの!?
一応定義は、「安静時であっても、上下の歯が接触し続ける癖」と言われています。
原因としては
パソコンやスマホなどの長時間操作
家事や勉強
テレビを見ている時
など集中している時に、無意識に歯と歯が接触している
仮に、1時間のパソコン作業の間で、TCHがあったのなら、歯に4日分の負担をかけていることになります。
そんなに負担がかかってるんですね。
では、どういう障害が出てくるか、、
次回は、それについてお話したいと思います。
はじめまして!
2018年12月13日
こんにちは。
院長の玉岡です。
このブログでは、院長からスタッフまで、それぞれ日々の生活や診療で感じたことや勉強会参加のこと、もちろん歯科に関することも発信していきたいと思います。
ブログをはじめます
2018年12月6日
よろしくお願いいたします